| ブルゴーニュワイン【送料無料】ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ ルージュ[2004]ジャイエ・ジル | |
| 価格:4,576 | |
| 販売元:ピノノワール・オンライン | |
| Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge JAYER GILLES 品種: 赤 / ピノノワール 容量: 750ml ジャイエ・ジル ブルゴーニュの醍醐味といえば、畢竟テロワールということになるのだが、同時にドメーヌの個性も大きな魅力のひとつ。このジャイエ=ジルはそのつくり手の持ち味が存分に愉しめるドメーヌの謂わば最右翼で、11ヘクタールほどの広さの半分以上を占めるのは、オート・コート・ド・ニュイとオート・コート・ド・ボーヌの赤と白となっていて、ヘタなネゴスのプルミエ・クリュなど顔負けの風味、味わいを備えたワインを生んでいる。 ドメーヌは、コート・ド・ニュイの最南端、位置的にはオート・コート・ド・ニュイとなるマニ=レ=ヴィレールの村に位置し、現在、40代後半になるジル・ジャイエが取り仕切る。父のロベールは、神話的存在となりつつあるアンリ・ジャイエのいとこにあたり、また戦後DRCにおいて、故アンドレ・ノブレとともにワインづくりに従事していた経緯がある。 ワインは新樽100パーセントで熟成されるが、その樽に耐えられるだけのしっかりした構造を備えている。突出はしていないものの、バックでは酸が全体を支え、タンニンはじめ各要素の構成は緻密。つくりではSO_をムー、それにマロラクティークが終了した段階でごく少量添加するのみ。コラージュもフィルトラシヨンもなしで、オリ引きを瓶詰め前に1回おこなうだけ、というのがジャイエ=ジルの流儀だが、以前に較べると、より果実味が感じられるつくりに変化してきた。 グラン・クリュはエシェゾーのみだが、所有している区画のクオリティは高い。37ヘクタール強の広さがあるエシェゾーでは、クロ・ヴジョーほどでないにしろ、区画によって酒質のバラつきが生じる。ジャイエ=ジルがもつのは、ラベルにも記されているように、エシェゾー・デュ・ドシューと呼ばれる、グランゼシェゾーのすぐ上という絶好の区画。そして他のワインはアリエ産の樽でしつけるが、このエシェゾーにはトロンセー産を用いている。 ニュイのプルミエ・クリュ、ダモードとともに上記のエシェゾーは、通常では手にいれるのが非常に難しい銘柄。そこでジャイエ=ジルの味わいを愉しむには、オート・コートの各ワインが出番となる。色濃く、熟した果実味に新樽の風味が寄り添う、凝縮感のある赤は、滑らかさもあり、口当たりも十分で、ドメーヌの力量が只者でないことを如実に示している。 赤に劣らず人気なのが白。樽発酵させているオート・コートの各白は、黄金の色調と新樽の風味が横溢する、たっぷりとした満足度の高いもの。これもオート・コートのテロワールというよりは、まさにジャイエ=ジルの個性を堪能する1本で、畑にはシャルドネ種以外に、ニュイの名ドメーヌ、アンリ・グージュからのピノ・ノワール種の突然変異である白ぶどうも植わっている。 ジャイエ=ジルの白では最も量が多く、また気軽に愉しめるのがブルゴーニュ・アリゴテだが、これが侮れない。優れたつくり手のアリゴテは端倪すべからざるものがあるが、このジャイエ=ジルのアリゴテも樹齢は70年以上、これがアリゴテ?とおもわず、頬が緩むような味わい。新樽が強すぎることもなく、果実も濃厚すぎず、加えてアリゴテ本来のしっかりした酸味が全体に心地よくバランスし、ブラインドでテイスティングするとブルゴーニュ・シャルドネのレヴェルもはるかに超え、まさにムルソーといった趣。価格を考えるとたいへんカリテ・プリな白で、このアリゴテに根強いファンがいるのもおおいに肯ける1本。 白のアリゴテ、赤のパストゥグランという通常軽んじられているアペラシオンはじめ、オート・コートの第一人者としてカリテ・プリなヴァン・ド・ガルドを生むドメーヌ、それがジャイエ=ジルである。 |
